スキンケア初心者(男)と化粧品メーカーを辞めた(女)の出会いとスキンケアって何?_Story1
化粧品メーカーの企画職を辞めて数年、家業+たまにオファーをいただく会社のお手伝い…という毎日を過ごしていた私(キド)のところに、ある化粧品製造工場からメールが届きました。
知らない会社からのメールでしたが、明瞭かつ真摯な内容の文章を社長からいただいたので、面談をすることになりました。
依頼内容は、
自社で化粧品ブランドを立ち上げたい!
でした。
企画・開発された化粧品の依頼を受けてつくることはできるんですが、まったくの【0:ゼロ】からつくることができないんです。
【0:ゼロ】からどうやって商品化を進めたらいいのか、
まったく分からないんです。
一緒に、仕事をしてもらえませんか?
でした。
なるほど、、
製造はできるが企画と開発、販売のノウハウがない。
久しぶりに、化粧品をつくっている工場からのオファー。
化粧品メーカーで働いていたころの懐かしい記憶がふわーっとよみがえり、二つ返事で、
やらせてください!
とお答えしました。
そして、はじめての出社日。
私と一緒に企画を担当する男性(カワバタ)とあいさつ。
僕、
化粧品のこと、全く知らないんです。
化粧品の製造工程とWEBマーケティングを少し…あと、SEもできます。
社長が言っていた、
”まったく分からない”
の意味がはっきりと分かった瞬間でした。
ひとまず、私は、「企画」という仕事のおもしろさを彼と共有するために、ペアを組む、彼のモチベーションを高めることに専念しようと思ったのです。
彼は、何に興味を持つのか?
彼は、何に心を動かされるのか?
彼の気持ちの深いところをヒアリング、ヒアリング、ヒアリング…
そして、
スキンケアの基本の「キ」、
なぜ、人はスキンケアをするのか?
を知ってもらいました。
スキンケアを始めて1週間ちょっと…
彼の表情が変わり始めました。
キドさん、なんか、肌が変わり始めたのがわかります…
スキンケアって、気持ちいいですね!(笑顔)
よかった…(涙
そうなんです。
スキンケアって、
自分が気持ちいい
からするんです。
そして、ちゃんとスキンケアをしたら、
心がスッキリ
するんです。
もちろん、
水分と油分を与えられた肌はもっと気持ちいい。
そうだ、
今、彼が感じた
スキンケアへのピュアな気持ち
これを、企画の軸にしよう!
はじめて会った二人が、意気投合した瞬間でした。
言葉によるコミュニケーションも大事。
でも、
肌から始まるコミュニケーション
もある。
私たちは、そう信じて、これから化粧品ブランドの企画を
これからスタートします!
株式会社 Mont make キド