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化粧品知識【ゼロ】の僕がスキンケアと出会って人生が変わるかもしれない話~その1~

地域のだんじり祭りの準備が着々と進み、夏の暑さもようやく和らぎ始めた9月下旬頃、この時点で僕はまさか自分が化粧品の開発に携わることになるとは思っていませんでした。

僕(カワバタ)はフリーランスWebエンジニアとして活動する傍ら、その知識を買われる形で地元の化粧品受託製造会社の

広報 兼 情報システム部門 兼 クリエイティブ部門

を副業という形で(一人で)担当していました。
これだけの仕事を兼任ですると言ってもそこまでの業務量があるわけでもなく、その日も社外広報用のチラシデザインを作成していました。

そこへ社長から連絡が、

「これから自社で化粧品の開発をするから、商品企画ができる人を探してほしい。」

ほうほう…
なるほど、今度は商品企画か。

僕は、デザイナーではないので、きちんとしたデザインが必要な場合は、クラウドソーシングを使ってデザイナーを探し出していました。
社長は、その人材を探すノウハウを見込んで、商品企画者を探してきてほしいと。

問題なく遂行できると思った僕は、早速、クラウドソーシングで募集をかけ…
想定通りすぐに提案が集まり。その中で一番要件に合っていた女性(キド)と面談を実施。

まさにほしいと思っていた人材!

と社長も満足そうで、キドさんにも「引き受けます。」と快諾をもらえました。

よ~し今回も僕はうまくやったなと、自分の仕事を自画自賛し通常の業務に戻ろうとしていたのですが、、、

キド:「化粧品企画を進めていくにあたって、社内から一名、パートナーをアサインしてください。」

社長:「じゃあカワバタくんでお願いします。」

・・
・・・
・・・・

えっ??

いや、ここまではめちゃ想定内に進んでたのに、いきなり想定外というか…
自分の得意分野を中心に仕事選びをしてきた僕に、不得意分野に行けと!

化粧品企画のパートナーが僕?

ホームページやWebシステムは作れるけど、商品企画なんてしたことないし…

ましてや化粧品なんて使ったことすらないし…

知識【ゼロ】なんですけど…

ていうか本業のエンジニア業をしながら、化粧品の商品企画なんてできるの??

僕はとにかく「企画・デザイン」という領域が苦手で、本業のWebエンジニアにしても、

「サイト・システムの企画・要件定義からデザインへ落とし込んだものをプログラミング・実装、さらに運用まで」

ここまで一気通貫で対応できる方が稼げる。それはわかっている。
でもどうしても

「0」→「1」を生み出す「企画」

という工程がいくら勉強しても要領を得ず、結局「何を作ればいいのかわからない。」という状態になるので敬遠していました。


僕は

要件定義・設計・デザインされたものを忠実に再現し、高品質で提供する

この分野で戦ってきたし、そこにさらにコミットしていけるように仕事を選び、自己投資をしていく予定にしていました。

それが、ここに来てまさかの苦手とする「企画」「0→1」の仕事を、しかもおそらく片手間ではできないようなボリュームで依頼されることになるとは、、

人生設計が確実に変わってしまう

そう思い、悩みに、悩み、悩みました

・・
・・・
・・・・

でも考えてみたら今回は企画の「パートナー(サポート)」であり、「主担当」ではない。自分の苦手領域の分野をOJTで学べる稀有な機会なんじゃないか??
そこで得た知識を使って本業でも

「もっと稼げる」

エンジニアになるための礎になるかもしれない。そもそも、時間は確かに有限だけどチャンスを活かして貪欲にならないといけないのに、時間を理由に仕事をトレードオフにして断るなんて

「頂けるところから頂けるだけ頂く。(仕事を)」

という、自分の仕事流儀に背くのではないか、、、

「できないことなんてない。時間はある、両方やればいい。」

引き受けることにしました。

こうして化粧品知識【ゼロ】の僕は

未知の分野の

苦手な仕事領域

である

化粧品の商品企画

に携わることになったのです。

しかし、引き受けたはいいが何から始めていいのかわからない!

そうだ!

今までもそうだった、Webエンジニアになろうと決心したけど何からしていいかわからなかったとき、実案件でつまったとき、未知の要件をいきなりお願いされたとき、困ったときにいつも僕を助けてくれたあの先生を頼ろう!

そして僕はいつものごとくこの行動をとったのです。
変化の早い現代社会を生き残るための基本の「キ」
それは、、、

「ググる。」(Googleで調べる)


…つづく

株式会社Mont make カワバタ