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スキンケアって気持ちいい!だって肌には五感がある?_Story2

スキンケアって気持ちいい…
カワバタが放った、スキンケアの本質をつらぬく言葉…
長い間、化粧品に携わってきた私は、この言葉がまぶしく、キラキラしたものに感じたのです。
そう言ってくれた、カワバタの気持ちに向き合おうと思った私は、

スキンケアってなんで、「気持ちいい」んだろう

と考えながら、過去の記憶を掘り起こしつつ、最新のサイエンス領域にも目を向けてみることにしました。

日本のスキンケアは、「禊(みそぎ)」という文化を継承する形で「化粧水」が好まれ、発展したというエピソードを聞いたことがあります。

顔を洗えばスッキリする
お風呂に入ればスッキリする

この「スッキリ」とした感覚の中には、「肌のよごれ」がとれた感覚以外に、心が「リフレッシュ」する感覚も含まれていると思います。

でも、スキンケアの王道である「化粧水」に、洗い流すときに感じる「スッキリ感」があるのか?と言われると、少し疑問が残ります。

そんなモヤモヤとした気持ちの中、テレビの番組表の文字に引き込まれました。

NHK総合 ヒューマニエンスQ(クエスト) ”皮膚”0番目の脳
NHKWEBサイト
NHKオンデマンド

この番組では、
皮膚には「触覚」という感覚だけではなく、
「音や色、におい、味」の感覚まであることが分かってきた
と、数々の実験結果をもとに紹介されました。
ゲストの” ヨシダ ナギ ”さんからは、
”上半身が裸族の赤ちゃんは、日本の赤ちゃんに比べてぐずったりしないんです。彼らに「どうしてだと思う?」と聞くと、「ナギは服を着ているからじゃないの?”」と言われたんです。
というエピソードも語られました。

思い返してみると、

  • 子どもと抱き合ったり、じゃれ合ったりと肌のスキンシップが多い日の夜は、寝付くのが早かったな…

  • 好きな歌手のコンサートに行くと、鳥肌が立ったり…

  • 帰宅途中、どこかの家からカレーのにおいがしたら、ほんのり身体が温かくなったり…

肌感覚

という言葉は、科学的に証明されていたんだ…

そうか…

化粧水には、
香りがあったり、
水分が肌に吸い込まれる感覚があったり、
何より、自分の手肌の温もりが伝わってくる

だから、

気持ちいいんだ!

でもなぜ、

カワバタはスキンケアの本質を見抜けたんだろう。
スキンケアの初心者だから?
いや、他にも何かあるんじゃないか?

そこで私は、彼の日常をヒアリング…

・一戸建てに「一人」で住んでいる。
・在宅勤務が基本。(会社のオフィスで人と群れたくない。)
・好きなことに没頭する。(好きなことをするときは人と群れてもよい。)

ONタイムの日は、ほとんどの時間を「一人」で過ごしているのかな…
物音がしない静かな空間で、「一人」きり…

「一人」の時間が長い…


そうか…だから、

スキンケアに ”集中” できたんだ…
”集中” できたから「気持ちいい」という感覚が芽生えたんだ!

このブランドのターゲットは、「カワバタ」にしよう!

ブランドの背骨部分が出来た瞬間でした。

彼は何に「喜び」を感じるんだろう
彼は何に「幸せ」を感じるんだろう

そして、

彼はどんな「彼」になりたいんだろう

ブランドの目指すべき姿を、彼のなりたい姿にしよう。
スキンケアを「気持ちいい」
と言ってくれたピュアな気持ちをリスペクトするために。

株式会社 Mont make キド